新米のtrance/forme

独り言です。心と体のバランスをとるために。

神戸にて、天才たちを堪能する。

昨日の夜〜今日まで、神戸へ行ってきた。今は帰り道真っ只中だが、所謂弾丸旅行である。

私の居住地から神戸までは、かなり遠いと言えると思う。それを仕事帰りに行くのだ。ただでさえ、仕事の後はすぐに寝てしまう私だ。モチベーションがないと到底無理である。しかし、今回は明確な目的があった。

目的は2つ。1つは、神戸牛を今回こそ食べること。2つ目は、サッカーを見ることである。

 

そんなわけで、昨日の夜に神戸へ。神戸は、住んだことのある場所を除けば2番目に好きな街だ(一番は函館だ)。そんなわけで、夜からドンチャンやりたかったのが本音だが、着いた時間が日付が変わる前、更に仕事の疲れもあり、とても夜遊びする気分にはならなかった。そのため、今日の午前中にぶらぶら街を歩き、午後にサッカーを観て帰るということだけ決めて、昨日はさっさと寝た。

 

今朝、起きてから考える。半日、どこを回ろうか。神戸のめぼしいところは大体行ったことがある。そのため、いまどこを見たいかが焦点となり、異人館街をぶらつくことにした。

まずは朝食。にしむら珈琲で、朝からフルーツをたっぷりと。

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朝食の後は、歩いて異人館街へ。うろこの家→山手八番館→北野外国人倶楽部→坂の上の異人館をテンポよくまわっていく。

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そして、坂を下り、ベンの家→英国館→トリックアート不思議な領事館をまわり、最後はスタバでフィニッシュ。

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ここのスタバは、高校卒業後の一人旅の際に、マイミクさん(響きが懐かしい!)に案内してもらったときから、お気に入りの場所である。

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もう、最高にオシャレだ。接客してくれた店員さんがたまたま同郷出身ということが判明し、気分も上がる(ここらへんを話すのが上手いあたり、観光地のバイトの人たちはすごいと思う)。

 

そんなこんなでぶらついていて、気づけば11時を過ぎていた。サッカーの試合が15時キックオフのため、昼ごはんを食べるなら早めの方が良い。何せ、神戸牛だ。列ぶのだ。そう思い、早足で下山。行きたかった、「プロペラ」にて、神戸牛を堪能した。

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いつもスーパーで肉を買うときには、100g88円とかのものを買う私が今日食べたこの肉。100gで3000円である。こんなに高い肉、生まれて初めてだ。安いものでも満足できるおめでたい舌の持ち主である私でもわかる、味の違い。焼き加減の絶妙さ。もう、感動モノであった。とても、毎回は食べられないが。笑

 

ここで食べる際に結構列んだので、食べ終わる頃にはいい時間になっていた。その後、ハーバーランドで軽く買い物をし、

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ヴィッセル神戸のホームスタジアムである、ノエビアスタジアムへと向かった。初めてのノエスタ。キャッシュレスシステムには慣れなかったが、座席に座ってびっくり。ピッチと客席が近い。そして見やすい。

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せっかくなので、試合が始まる前にユニフォームも買った。イニエスタか、ビジャか...悩んだ末に、ビジャにした。

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余談だが、イニエスタとビジャが目当てで今回は神戸まで来た。

もちろん、ポドルスキも偉大な選手だ。対戦相手である鳥栖に目を向ければ、やはりスペイン代表のエース格であるフェルナンドトーレスがいたのも、今回のカードを観戦するきっかけにはなった。しかしやはり、イニエスタとビジャは自分の中では別格なのだ。イニエスタは、私がこれまでオールタイムで見てきた選手の中で、3番目に好きな選手である(1番はジョン・テリー、2番目はルイス・フィーゴだ)。そしてビジャもまた、もっとも好きな選手をあげろと言われたら10番以内に入る選手である。何せ、高校時代は、たまにビジャの髪型を真似ていたのだから。美容院で、ビジャの写真を見せて、「こんな感じがいいです」と言っていたくらいには、気に入っている選手だった。そんな2人が、Jリーガーとして試合に立つ。鳥肌モノである。だから、ユニフォーム選びは悩みに悩んだのだ。

 

そんな余談は置いておき、試合開始。試合は、神戸が崩すためにボールを動かし、鳥栖がブロックをつくりながら耐える展開。前半は、チャンスもあったもののお互いに点が入らずに0-0。

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そして後半、向こうサイドだったが、推しメンであるビジャが先制点にして、決勝点を叩き込む。谷口のミスとはいえ、集中して狙っていたこと、そして1対1での落ち着きは、ワールドクラスと言っても差し支えなかった。

ビジャにとっては、J初ゴール。その瞬間を、同じ空間で味わえたこと。とてつもなく幸せである。

また、イニエスタもワールドクラスの妙技を連発。圧倒的なボールタッチの柔らかさはもちろん、決してフィジカルではない、間合いと視野の広さで試合を創る。彼のプレーは、まさしく変態といえるものだった。

その後は神戸が終始ゲームをコントロールし、試合終了。スコア以上の差で、神戸が完勝したゲームだった。

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ワールドカップかな?と錯覚する豪華なメンツがピッチに集う様は、サッカーをはじめた20年近く前の自分を思い出させてくれた。あの時は、戦術がどうとか誰々の動きがどうとかじゃなく、純粋にテクニックを楽しんでいた。今日はまさに、そんな感じで童心に帰ることができた(特別に応援しているチームではないからそう思えるのだとも思う)。

 

高いお金を払って神戸牛を堪能し、サッカーを楽しむ。そんな最高の週末だった。今、帰りの新幹線でこれを書いているが、すぐにまた遠くへ行きたくなるような、そんな旅行だった。

 

今月は、スポーツをたくさん観戦する。来週はJ3を観戦し、その次の週はメジャーリーグの開幕戦、サッカー日本代表の試合を現地で観戦する予定になっている。せっかく時間を費やして行くのだ、どれも堪能したいものである。